1016PでもメインメモリはDDR3 SDRAM(PC3-5300 SO-DIMM)を採用しているが、Dell Inspiron 15互換バッテリー 速度的にはこれまでのAtom N450搭載機と変わっていない。同クロック、同容量ならDDR2よりDDR3のほうが若干省電力というメリットはあるものの、単純にメモリの生産が DDR2からDDR3へシフトしていることに対応したものだろう。

 標準の搭載メモリ容量は1Gバイトで、PABAS106互換バッテリー 最大容量は2Gバイト(メモリの増設や交換による問題についてはサポート対象外)とされている。SO- DIMMスロットは背面のネジ止めされた小型カバー内に1基あり、標準で1Gバイトのモジュールが装着済みだ。データストレージとしては250Gバイトの 2.5インチSerial ATA HDDを搭載する。HDDにアクセスできる小型カバーなどは用意されていない。有線LANは100BASE-TXまでの対応にとどまるが、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANに加えて、Bluetooth 3.0+HSを内蔵しているのが目立つ。SONY VGP-BPL22互換 Bluetoothの新規格であるBluetooth 3.0+HSでは、無線LANの通信方式を取り入れることで最大24Mbpsの高速データ転送を実現している。Acer UM08A74

 端子類は、3基のUSB 2.0ポートのほか、SDメモリーカードスロットHP dm1 ACアダプタ (SDHC/MMC対応)、アナログRGB出力、ヘッドフォン、マイクなど、標準的なNetbookと同 等の内容だ。1018Pとは異なり、本体が電源オフや休止状態でもUSBポートからの充電が行える機能の「USB Charge+」は省かれている。液晶ディスプレイのフレーム上部には、30万画素のWebカメラとデジタルマイクを内蔵している。プリインストールOSにはWindows 7 Starter DELL E4310 バッテリー (32ビット)を採用している。低価格PC向けの機能制限版で、Windows 7 Home Premiumと比べると、DVD-Video再生、Windows Media Centerなどのマルチメディア機能やタッチパネル関連機能などが省かれており、壁紙やデスクトップテーマの変更もOSの標準機能としては行えない。ASUS Eee PC 1015 バッテリ

 キータッチについては、中央部を強く押し込めば沈まないこともないが、IDEAPAD s10-2 互換バッテリー 通常の利用法ではたわみなど皆無で、キーストロークが浅いものの、キーのス イッチの感触も良好だ。10.1型クラスの液晶ディスプレイを備えたミニノートPCとしては、かなり打ちやすいキーボードといえる。キーボードの手前にはタッチパッドを装備している。左右のクリックボタンとパッド領域が一体化したタイプで、ASUS 1000HE バッテリ ボタンの目安となる位置にラインが引か れている。ボタンのスイッチはストロークが若干浅めだが、感触自体は悪くない。パッド領域は80.5×38.5ミリと横に長く確保されており、指の滑りも よい。

 タッチパッドにはElan製のドライバを導入しており、バッテリー pabas220 互換 2本指での縦横スクロールや3本指タップによる右クリックメニュー表示などの拡張機能が利 用できる。1018Pが導入しているシナプティクス製ドライバに比べて機能は少ないが、使い勝手はよい。2本指を使った縦横スクロールの操作性などはこち らのほうが反応がよく、より快適に感じた。 なお、タッチパッドを操作する指先や手のひらの違いを感知し、HP MINI 110 バッテリー 誤って指先以外がタッチパッドに触れてしまってもカーソルの位置が変わらないで済む「パームプルーフ?テクノロジー」も搭載している。キーボードの左奥には2つのワンタッチボタンが並ぶ。ボタンの配置は1018Pと同じだが、1016Pでは2つのボタンが一体成形で、スイッチの感触が少し安っぽく感じる。右側はワイヤレス通信機能(無線LAN/Bluetooth)を切り替えるボタンで、無線LANとBluetoothのオン/オフが別々に行える。DELL XPS M1210 バッテリー

 左側のボタンはビジネス利用を想定した「プレゼンテーションモード」ボタンだ。外部ディスプレイやプロジェクターと接続した状態で、このボタンを 押すと、asus ul20a acアダプタ 自動的に内蔵の液晶ディスプレイ+外部ディスプレイの同時表示モードに切り替わる。また、プレゼンテーションソフト(PowerPointのほ か、KINGSOFT Presentationに対応)でデータを開いていれば、このボタンを押すことで、自動的にスライドショー画面を表示する。Asus A32-N61 ここからはベンチマークテストで実際のパフォーマンスについて検証していく。ASUS独自の電力管理機能であるSHEはACアダプタ駆動時の性能には特に影響がないと思われるが、一応オフにして測定している。Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアは右に掲載した通りだ。Atom N475搭載の1018Pと比べると、プロセッサで0.1、メモリで0.3低いサブスコアとなっている。1018Pではメモリを2Gバイト搭載することも Asus A33-M50 バッテリー スコアの差に影響しているのだろう。 定番のテストプログラムに関しては、同条件で測定した1018P(Atom N475、PC3-5300 2Gバイト)の結果だけでなく、Eee PC T101MT(Atom N450、PC2-5300 2Gバイト)の結果も一緒に掲載した。HP 3105m互換バッテリー

 PCMark05の結果は、Atom N450を搭載するT101MTとCPUスコアでまったく同じ、 Latitude E6420 アダプタ Memoryスコアもほぼ同じといってよいだろう。CPUの動作クロックが高いAtom N475はどちらもワンランク上のスコアをマークしている。総合スコア(PCMark)やGraphicsで1016Pのスコアが悪いのは、メモリが1G バイトと少ないためだと思われる。1016PはHDDスコアも低いが、これは評価機に搭載されていたHDD(WD2500BEVT)IdeaPad U160互換バッテリー が単純に遅いというこ とだろう。1016PとT101MTは3DMark06、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3でもほとんど同じスコアで、1018Pのみ一歩抜け出たスコアとなっている。バッテリー駆動時間は、海人氏のBBench 1.01を使い、10秒ごとにキー押下、1分おきに無線LANでWebアクセスを行う設定でテストした。電源プランはOS標準の「バランス」(ディスプレ イの輝度40%)を利用し、電力管理機能のSHEを使った場合 LENOVO U165互換バッテリー (デフォルトのAutoモード)とSHEをオフにした場合の両方でバッテリー駆動時間を計測 している。

 結果はSHEオフでは6時間36分、SHE有効時は6時間59分駆動し、いずれもバッテリーの残り6%で休止状態に移行した。公称値の約8.5時 間にはおよばないが、Apple A1079 かなりの長時間駆動が可能なことを実証する結果だ。SHEのAutoモードではバッテリー駆動時にはPowerSavingモードに 自動的に移行し、最大の動作クロックが約1331MHzに下がる。パフォーマンスも相応に下がるが、バッテリー駆動時間を少しでも延ばしたいならば、利用 してみるのもよいだろう。A1060互換 室温28度の環境でPCMark05を実行した直後のパームレスト表面温度は左手側で33.5度、左手側で31度が最高で、体感的に暖かいとも感じ ない。FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3を3時間ほどループで実行した後でも、FMVNBP178電池 パームレストが温かいと感じることはなかった。Atomのシステムを利用していても、ここまで熱設計に優れた製品 はなかなかないだろう。

 暗騒音32デシベル、室温29度の室内において、本体正面から5センチの距離で測定した動作音(騒音レベル)は、M2300互換バッテリー アイドル時で35デシベル、低負 荷時で36デシベル、高負荷時で40デシベルだった。アイドル時はファンが回っていることが分かる程度の音で、ファンの動作音は低く抑えの効いた音なの で、ほとんど気にならない。

 ファンノイズは負荷をかけても少し大きくなるくらいにとどまる。高い負荷をかけると騒音レベルがそれなりに上昇するものの Lenovo FRU 42T4819 、空調やほかの家電製品 が動作している中では、ほとんど分からない程度だ。ただ、今回使った機材においては、ヘッドの退避音なのか、HDDがほぼ常時チャカチャカとした音を立て ており、空調などを停止した静かな環境では少々気になった。1016Pの価格は4万4800円となっている。PABAS099互換 プレミアムモデルに位置付けられている1018Pと比べると、コストダウンの跡は見られるものの、実用面に影響する部分は少ない。

 弱点を挙げるならば、液晶ディスプレイの表示解像度が低い点だろう。PA3534U-1BAS またメモリ容量が1Gバイト、HDD容量が250Gバイトといった、基本ス ペックも少し物足りない。ストレージの好みは人によってかなり変わってくるだけに、自分で交換することを前提に購入するユーザーも少なくない。そういう ユーザーにとっては、内蔵HDDが底面カバーから簡単に交換できるような構造になっていない点もマイナスだろう。 UM08A31

 それでも、長時間のバッテリー駆動時間は魅力だし、入力環境や発熱の処理など、使い勝手に関する部分は非常によくできている。キーボード左上のプ レゼンテーションモードボタンや、データ消失のリスクを減らすバックアップソフトも備えており、ビジネスシーンでの利用に配慮している点も目を引く。A32-N55互換

 手ごろな価格で買えるモバイルPCを探していて、液晶ディスプレイの解像度やパフォーマンスよりも携帯性やバッテリー駆動時間、キーボードの使いやすさなどを重視するというユーザーには十分おすすめできる。Asus A32-NX90 バッテリー

 今回のPress Conferenceでは、インテルの“Sandy Bridge”こと、第2世代 Core iシリーズを搭載したデザインコンセプトが登場したほか、ステレオ立体視に対応したVAIO Fの新モデル、そして、AMDが2011 CESにあわせて発表した“Fusion”APUの“Zacate”を搭載したモバイルVAIOなどが展示されていた。Asus A32-U46互換

 ここでは、これらの未発表製品の特徴や、デバイスマネージャーで確認できたシステム構成、そして、Windows エクスペリエンスによるパフォーマンスを紹介する。Asus A41-U46 デザインコンセプトマシンとして展示されていたのは、13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモバイルタイプと、14.1型ワイド液晶ディスプ レイを搭載するオールインワンノートPCだ。どちらも動作をしていないサンプルで、スペックも明らかにされず、Asus A42-U46 アダプタ 登場まで時間がかかるとのことだが、プラッ トフォームは第2世代のCore iシリーズをCPUとして採用する“Huron River”を採用する。

 13.3型ワイドディスプレイ搭載モデルは、本体にUSB 2.0を2基、USB 3.0を1基、Asus A32-K93互換バッテリー そして有線LAN、HDMI、アナログRGB出力、SDメモリーカードリーダー、メモリースティックリーダーなどを備えるほか、キーボード にはアイソレーションタイプを採用する。また、従来のVAIO Zのように、「STAMINA-SPEED」の切り替えスイッチを備えているので、外付けGPUと統合されたグラフィックスコアを状況に応じて使い分けで きる可能性がある。Asus A42-K93互換

 また、外付けのユニットとしてバッテリーを組み込んだ底面ユニットと、インタフェースを拡張できるドッキングステーションも用意される。HP Mini 1000互換バッテリー バッテ リーユニットは、容量49ワットアワーのバッテリーを組み込んだユニットを底面に取り付けるもので、バッテリー駆動時間を2倍にできると米Sonyは説明 している。ドッキングステーションも底面に取り付けて、背面に2基のUSB、HDMI、アナログRGB出力、2基の有線LANなどのインタフェースが増設できる。nx5100互換バッテリー 2011 CESにあわせてAMDがCPUとGPUを“融合させた”Fusion”のモバイル向けモデル“Zacate”と“Ontario”を発表したが、その、 TDP18ワットタイプ“Zacate”こと「E-350」を搭載したサンプルとして、“VAIO Y”が展示されていた。展示機の説明によると、11.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768ドット)を搭載して、バッテリー駆動時間は標準 状態で6時間となっている。HP Compaq nx6105 バッテリー デバイスマネージャーで構成を確認したところ、CPUはデュアルコアのE-350で、動作クロックは1.6GHz、ディスプレイアダプタとして 「Radeon HD 6310」が表示されていた。データストレージは5400rpm/500GバイトのSerial ATA接続HDD「WD50 00BEVT 55A0RT0」を搭載し、無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠のAtheros「AR9285」を内蔵。また、FOXCONNの「T77H114-BCM2070」を内蔵して Bluetoothも利用できるようだ。Acer UM08B72互換

 E-350を搭載したノートPCのパフォーマンスがいかほどか気になるところだが、PA3589U-1BAS 展示されていた機材(システムメモリ4Gバイト、32ビット版 Windows 7 Home Premium導入)でWindows エクスペリエンスインデックスを確認したところ、Processorが3.7、Memoryが5.7、Graphicsが4.6、Gaming graphicsが5.8、そしてPrimary hard diskが5.7となっていた。薄型ノートPCのZENBOOK「UX21E」にはカラーバリエーションモデルとして、春限定の“さくらピンク”カラー採用モデル「UX21E- KXROSE」を追加した。Sony VGP-BPS22互換 液晶ディスプレイは1366×768ドット表示対応の11.6型ワイド液晶を内蔵、CPUはCore i5-2467M(1.6GHz)を備える。メモリは4Gバイト、ストレージは128GバイトSSDを内蔵。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版だ。価格は9万4800円(税込み/以下同様) ZENBOOK「UX31E」には、Microsoft Officeを付属したモデル Dell Inspiron 5160互換バッテリー 「UX31E-RY256S」を追加。ディスプレイは1600×900ドット表示対応の13.3型ワイド液晶を内蔵、CPU はCore i5-2467M、メモリは4Gバイト、ストレージは256GバイトSSDを備える。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版。価格は10万9800円だ。

 11.6型ワイド液晶搭載モバイルノート「U24E」には、Microsoft Office搭載モデルを追加した Inspiron 13 アダプタ(本体カラーはシルバー/レッドの2色を用意)ほか、従来のKingsoft Office搭載モデルにもレッドモデルを追加した。本体仕様は従来同様で、Core i5-2430M/4Gバイトメモリ/750GバイトHDDを内蔵する。価格はMicrosoft Office搭載モデルが8万4800円、Kingsoft Office搭載モデルが5万9800円。「K53SD」は、Latitude E5510互換バッテリー 15.3型ワイド液晶を搭載したスタンダードノートPCで、グラフィックスコアとしてGeForce 610Mを標準装備。CPUはCore i5-2450M(2.5GHz)を、メモリは8Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵した。カラーバリエーションは計5色展開 で、Office導入モデルもラインアップしている。価格は通常モデルが6万9800円、Office付属モデルが8万9800円。Inspiron N7010D互換

 「K73SM」は、17.3型ワイド液晶を内蔵するパフォーマンスノートPCで、CPUとしてCore i7-2670QM(2.2GHz)、Acer TravelMate 3270 バッテリー グラフィックスコアとしてGeForce 610Mを備えた。メモリは8Gバイト、HDDは1Tバイト、光学ドライブはBlu-ray Discドライブを内蔵する。価格は9万9800円。「K53TK」は、プロセッサとしてAMD製クアッドコアAPUのA6-3420M(2.4GHz)を採用した15.6型ワイド液晶内蔵スタン ダードノートPCで、PA3589U-1BRS互換 グラフィックス機能はRadeon HD 7670Mを利用可能となっている。メモリは4Gバイト、HDDは500Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵。価格は4万 9800円。G73SW(型番:G73SW-TZ270V)は、同名の17.3型ワイド液晶搭載ゲーミングノートPCの最新モデルで、搭載HDDを計1.5Tバ イト(750Gバイト×2基)にグレードアップしたのが特徴だ。そのほかのおもな仕様は前モデルをほぼ踏襲。CPUはCore i7-2630QM(2GHz)、グラフィックスコアはGeForce GTX 460M、メモリは16Gバイト、光学ドライブはBlu-ray Discドライブを内蔵。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版を導入している。価格は19万9800円(税込み/以下同様)。Toshiba PA3591U-1BRS互換

 K53E(型番:K53E-SX26302)も同様に従来モデルをベースとしたマイナーチェンジモデルで、Sony VGP-BPL20 CPUとしてCore i7-2630QM(2GHz)を搭載するほかUSB 3.0も標準で装備した。メモリは8Gバイト、HDDは750Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版だ。価格は7万4800円。

 U24Eは、1366×768ドット表示対応11.6型ワイド液晶を備えるモバイル HP Compaq nx6120互換バッテリー ノートPCで、CPUとしてCore i5-2430M(2.4GHz)を搭載。6セルバッテリーを装備しており、駆動時間は最長で約6.8時間となっている。メモリは4Gバイト、HDDは 750Gバイトを内蔵、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版を導入した。価格は5万9800円。Eee PC X101Hは、CPUとしてAtom N570(1.66GHz)を搭載するミニノートPCで、1024×600ドット表示対応の10.1型ワイド液晶を内蔵。メモリは1Gバイト、 92P1171 HDDは 320Gバイトを内蔵する。OSはWindows 7 Starter。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2カラーを用意した。価格は2万9800円。ASUS UL20FT-A1